パンを作るコツ
手作りのパンは、簡単そうに見えてもなかなか難しいものでもあります。特に美味しいパンを作ろうと思ったら、キリがなくなってしまいます。初めてパンを作る人でも、上手くいく人もいれば、上手く行かない人もいます。何度もパンを作っていれば、そのうち上手くなるとは思いますが、パンを作るコツというものを知っていれば、さらに早く上手くなるでしょう。
もちろん、そういうコツを知っていれば、失敗するようなこともほとんどなくなるでしょう。まずは、イーストについて考えてみます。パンを膨らませるのに必要なイーストは、水か牛乳などでその活動を始めることになりますが、そのときの水温というものが非常にポイントになるのです。
イーストは、水温が35度以下ではあまり活発に働いてくれず、水温が45度を越えてしまうと死んでしまうのです。ということは、水温は40度前後を常にキープするようにすれば、イーストは非常に元気に働いてくれるわけです。実際に温度計を使って水温を計りながらパンを作れば確実ですが、そこまでやるかどうかは人それぞれです。
次は卵についてです。普通は何も考えずに、冷蔵庫から卵を取り出してすぐに使うものですが、できれば卵は、室温にしばらくおいて温度を戻してから使った方が、イーストによい影響を与えるのです。冷蔵庫から出したら、10分から20分ぐらいはおいておきましょう。